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東電・東通原発、着工1年延期へ

東京電力は2008年度に計画していた東通原子力発電所1号機(青森県東通村、出力138万5000キロワット)の着工を1年延期する方針を固め た。運転開始も1年遅れの15年度となる見込みだ。昨年7月の新潟県中越沖地震で原発の耐震安全性の見直しが浮上し、国の安全審査に時間がかかるため。電 力業界が原油高、地球温暖化対策の柱に据える原発新設は安全面での問題から足踏みが避けられない状況だ。

原発の安全審査は経済産業省原子力安全・保安院による「一次」と、内閣府の原子力安全委員会による「二次」があり、これらを経たうえで経産相の許認可を 得て着工する。現在、安全審査中の案件は東電の東通1号機とJパワー(電源開発)の大間原発(青森県大間町)の2件があるが、06年8月の着工を当初予定 し一次審査を通過した大間原発もその後の耐震指針改訂や中越沖地震の発生で二次審査が長引き、建設開始のめどが立っていない。

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