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直下型大地震で国宝・重文255件倒壊も

国の中央防災会議は18日、近畿・中部圏で今世紀中に起きる可能性があるマグニチュード(M)7―8級の直下型地震で最大、国宝51件を含む255件の重要文化財が倒壊か焼失の恐れがあるとの被害想定をまとめた。京都・清水寺や奈良・東大寺など日本を代表する歴史建造物が被災することになり、同会議は文化庁や自治体に耐震補強や延焼防止策を実施するよう求める。

調査は「東南海、南海地震等に関する専門調査会」(座長・土岐憲三立命館大教授)が実施。中部・近畿圏で起きる可能性のある13の地震のうち、重要文化財が集中する京都や奈良などに大きな被害が予想される6地震の被害を想定した。

最も深刻な被害が予想されるのは京都府南部と琵琶湖南岸にある「花折(はなおれ)断層帯」(M7.4、想定死者約1万1000人)の地震。同府南部を中心に震度6強以上の揺れに見舞われ、255件の重要文化財が倒壊したり、焼失したりする可能性がある。

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